株式会社 柊栄

足場に必要?不要?リフターの役割と新しいタイプの足場について

建築資材を搬入する作業であったり、荷揚げをする作業をしなければならない作業員にとって、その作業は常に危険と隣り合わせであったり、重労働になりがち、体力がなければできないことでもあります。

 

建設作業自体常に危険と隣り合わせ、安全性を重視するように足場が設置(仮設)されています。

しかし、いくら足場が設置されても重たい建築資材を荷揚げしたりするのは重労働に変わりありません。

 

その際、効率的に作業を進められるとして用いられるのが「リフター」です。

足場を設置するのは高所作業になるからですが、高所台として使用できるリフターを設置することで労働者の負担をグッと減らすことができます。

 

ここからは、そのリフターについてご紹介したいと思います。

 

リフターとは

足場を組み立てる工事現場には、リフターが設置されるケースもあります。

高所作業を行うためには機材や資材を上へと運び込まなければなりません。

 

リフターは昇降できる作業床付きの足場です。簡単にイメージするなら、はしご車に付けられている昇降機で、消防車をイメージするとわかり易いでしょう。

消火活動をする消防士が乗る部分がリフターになります。

 

通常の足場と異なる点

建築現場で日頃から目にする足場との違いは、簡単にいえば、固定されているか移動できるかです。

足場そのものは固定式ですが、リフターは上や下へ移動させながら作業ができます。

 

ちなみに、高所作業車との違いは移動できる範囲です。

車なら前後左右、また足場が組まれていない範囲にも移動ができます。

 

しかし、リフターは足場が組まれている範囲でしか移動ができません。この違いがあります。

それでも、大掛かりな足場を組み立てる費用を抑えることができたり、そのための足場の部材を運搬したりする手間もかかりません。

 

さらに高所作業車では難しい高さの問題もクリアできるのもリフターです。

その構成からエレベーターに取り付けることができます。

ビル建築などにおける内装作業にリフターが用いられます。

 

新しい足場

足場の話が出たので、新しい足場についてちょっとだけお話したいと思います。

ビルやマンションの改修工事を行う場合、仮設足場が組まれます。

 

しかし、居住者はシートがかけられた中で工事期間中も生活をしなくてはなりません。

最近では移動昇降式足場「リフトクライマー」という足場が用いられるようになっています。

 

これなら、従来の足場と比べても建物全体をシートで囲う必要がなくなります。

色んな意味でメリットが多い足場も誕生しているようです。

 

話を元に戻して、リフターについて考えてみると足場設置にはかなりの費用がかかっています。

リフターも取り付けるなら費用を抑えたいはず。

 

今はレンタルサービスが利用できるようです。

レンタルでも商品を購入するにしても選ぶべきポイントをチェックしておきましょう。

 

足場台の有名なメーカーから選ぶ

高所作業台など、足場関連の製品のパイオニアと言われるメーカー品を選びましょう。商品に対する評判も高いはずです。

 

レンタル業者の評判

レンタルする場合には業者の評判もチェックしましょう。

安さだけでレンタルすると、型が古く、安全性が乏しい商品を使用せざるを得ない場合もあります。

 

最低でもこの2つのポイントはチェックしましょう。あとは保証内容をチェックしておき、価格とのバランスで選びます。

 

まとめ

リフターが必要になるのは作業員の作業効率のためでもあります。

もちろん、納期に間に合わせるためでもあります。

 

危険を回避できるためでもあります。設置する必要がないのは、高さのない建築現場だとも言えるのではないでしょうか。

足場を組むなら、場合によってはリフターの必要性を考えてみる必要もあるでしょう。