足場を解体する時間はどれくらい?かかる費用は?疑問を解説
足場は、組み立てを行って終わりではありません。
外壁の工事が完了するなどの目的が済んだら解体工事が必要です。
しかし、足場の組み立ては気にするものの、解体に関しては事前に意識する方がそこまで多くありません。
そこで今回は、足場を解体するのにかかる時間や費用について解説していきます。
足場を解体するのにかかる時間は組み立ての半分
目安として足場を解体するのにかかる時間は組み立ての半分程度です。
たとえば、2日かかって設置する足場であれば1日かかり、1日で設置できる足場であれば半日で完了します。
つまり、組み立てよりも少ない時間で解体が可能なのです。
組立の場合は、あらかじめ用意した作業図に沿って慎重に行っていくケースがほとんどですが、解体に関しては搬出用のトラックへどんどん部材を乗せていく作業になります。
もちろん手順も存在し、その手順に沿って解体をしないと、意外なタイミングで分解が発生し、労働災害によって大きな被害になることも決して珍しいことではないのです。
補足として、足場解体の流れについて簡単に説明しましょう。
まず、足場を解体する場合は、作業員が安全帯をつけて、外す先行手すりや手すりの向かいに取り付けます。
そして、ほかの手すりから順に外していきます。
それと共に安全帯も取り外して、別のところへ付けながら解体を進める流れです。
次に先行手すりを解体します。
先行手すりとはクロス状になった部材に手すりがついたもので、先行して設置できることから先行手すりと呼ばれています。
手すりが解体出来たら、そのまま先行手すりも解体していく流れです。
手すり類が解体出来たら、今度は階段を外していきます。
こちらは移動に関わる所なので、自分が取り残されないようにしながら解体していくことが重要です。
ここまで完了したら、次は踏板が解体されていきます。
踏板は直接作業を行う場所なので、最後に取り外していきます。
付属品がすべて取り除かれたら支柱を外し、足場の階層が一つずつ解体される形です。
以上の作業が繰り返し行われて解体が進められていきますが、大規模な足場の場合はブロックごと取り外して、地上で解体するといったことも行われます。
時間がかかってしまう足場工事のケースは?
足場解体も時間がかかってしまうケースがあります。
それは、次のようなパターンです。
・敷地が狭い
・高低差がある
・駐車できない
敷地が狭いと解体に時間がかかります。
解体した部材が置けないため、そのままトラックへ運び出す必要があったり、そもそも作業員が多く入れないこともあります。
また、敷地と道路に高低差がある場合は部材をさらに敷地からおろす作業が発生するため、時間がかかってしまうのです。
最後に駐車できない場合は、遠くに駐車して、人の手で部材を運ばなければなりません。
以上のような状況になると、組み立ての半分の時間で解体できるという目安が当てはまらなくなります。
足場解体の費用は組み立てとセット
足場解体の費用は、組み立てとセットになっています。
実際、足場の解体だけという工事はほとんどないからです。
つまり、足場工事の費用を払えば、中に解体の費用も含まれる仕組みです。
そんな組み立て費用を含めた解体の費用目安として、一般的な一軒家で約15万円~20万円が目安になります。
ただし、注意点として先ほど紹介した解体が難しいケースでは割増しになることもあるので注意しましょう。
まとめ
足場の解体工事は、組み立て工事の半分程度の時間で可能です。
順番通りに解体を進めていくだけで設計図が必要ないからです。
ただし、車両が入りにくい場所など人の手が多く入るケースでは時間が増すので注意しましょう。
また、費用も建物によって異なってくるので、まずは専門の業者へ相談してみるのがおすすめです。
足場組立・足場解体は茨木市の足場工事会社 株式会社 柊栄にお任せ下さい。
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2023.02.17